昨今のアニメとニコニコの関係について

某エントリをちょっと見てしまったので、コメント。


TVで放映されているアニメの大半はニコ動で視聴することができます
野球に振り回されつつTV欄眺めて録画する必要も無いし、いつでも見れるし、
HDD(DVD)レコーダを買ってDVDに焼く必要も無いし(DLしてHDDに入れとけば良い)
そして見るのにTVもアンテナもCSへの加入も要りません。
さらに大抵CMも綺麗にカットされています。


画質の問題さえおいておけば、アニオタはそれなりの回線さえあれば、
nyを使う必要も無いし、いくらでもアニメが楽しめます。
なんて素晴らしい環境でしょうか。


問題になるのは著作権の侵害という法的部分と、
それに関連して製作者側が被害を蒙る(かもしれない)ことです。


upによる著作権の侵害については、権利者側が「upすんな」と言ってる以上は、
どうあがいても言い訳しても屁理屈こねても違法です。
特にコメントすることはありませんし、コメントする気も無いです。


気になるのは、地上波で放映しているアニメの意義・有用性について。
深夜放送が多いから、リアルタイムに見るのはそっち系の人たちだけだし、
結構な人は録画して見るわけだから、CMなんてスキップしますよね。
CMとしての効果なんて殆ど無いと思うわけで、スポンサは満足してるんでしょうか。


泗水が思うのは、「ネット配信(+DVD販売)しかしない」アニメというのは
何だかんだであまり聞かないわけなんですけど、
ビジネスモデルとして何かだめなんでしょうか。


OVA商法の亜種ってことになって、見たりDLするのに金とるか、
見せといてDVDで金取るとか色々形態はあるだろうけど。


サーバと回線とサイトの維持に金がかかるかもしれないけど、
TV局に金払うよりは安くなると思うんだけどなぁ。


成功事例とか、成功して無くてもやってた事例とか、
これがダメなんだよとが、そんな情報があれば聞きたいところ。


ちなみに、泗水はニコニコを見る人ですが、アニメ本編はそんなに見ないです。
MADとかそっち方面が多い。
まぁ、首都圏でしかやってないようなアニメをちら見することもありますが。


というか、Youtube、ニコ動普及前後で、DVDの売り上げとかがどれぐらい
変化があったのか、客観的な資料は無いんだろうか。