神戸在住(10) (アフタヌーンKC)
- 作者: 木村紺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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やっとでました。速攻で読了。
そして、発売が延期になってきた理由が勝手ながらなんとなく想像できる。
おそらく、最後の描き下ろしのせいではないだろうか。
詳しくは書きません。購入予定の人はどうぞお楽しみに。
様々な事物が収束していくところが物悲しいが、よい。
個人的に印象に残るのはやはり、タカ美が桂の家に遊びに来る話であろう。
ほろよい帆津ちんもラブリーであるが。
俯瞰してみれば、桂が作中で言うように、序盤は英研が話のメインであったのに、
後半はゼミが話のメインに移り変わっていくこの話。
時間のゆるやかな流れが確かに存在していることを感じさせ、
完全に架空の話であって、エキセントリックな人柄がたくさん出てくるのに、
桂とその周りの人々をリアルに感じられるのは、
この辺の細かい気配りがあってのことだろうと考える。
細かい点として、カラフルだったカバーの色が1巻と(ほぼ)同じなのも意味深かもしれない。
あと、カバー裏のチビキャラオールキャストが、見事に全員判別つく所が素敵だw