はてなハイク考察 ハイクの良い所って何さ?
D氏がハイクについて書いてらっしゃったので、私も色々書いてみようかと思った。
今回は主にハイクの良い所に注目していくとしましょうか。
はてなハイクのよいところ・特徴
さて、良い所・特徴はいくつもあるわけですが、とりあえず7つほどピックアップしてみましょう。
スターが付き易いこと
これの影響はとても大きいと思われます。
一般的なユーザがはてなダイアリーやblogなどを書いていたとしても、
それに対してコメントやスターやトラバなどが来ることはほぼないでしょう。
まして、平凡な日々の呟きなどでは何かしらのレスポンスが得られることはとても少ない。
知り合いとか友だちがたまに反応してくれるぐらいです。
しかし、現在のハイクでは「ひとりごと」「おはよう」「おやすみ」辺りにエントリをすれば
結構な確率でスターという形でレスポンスががもらえると思います。それも見も知らぬ相手から貰える訳です。
これは、ハイクでは結構ラフにスターが振りまかれる風潮が出来上がっているからです。
(その風潮ができた理由等は後述)
「スター」には「貴方のエントリは面白かった」などという意味合いが込められている、
という風に解釈されることが多いと思いますが、それ以前に「貴方のエントリを私は読みました」という
とても根源的なレスポンスをあらわしています。
「誰かに自分のエントリを読んで欲しい」と思って、Webにエントリをあげている方にとっては、
このさらっと付けられる「読んだよ」レスポンスは魅力でしょう。
キーワードの存在
ハイクのメインポイントはこれ、というふうにはてなさんはおっしゃっていますね(多分)。
「キーワードについて、俳句のように短文でエントリするミニブログ」というのが元々のコンセプトだったはずです。
確かに、キーワードの存在によって「大喜利」や「実況」といったコミュニケーションができるようになっていますし、
特定のジャンルについて、ファン同士の小さなコミュニティが形成されるという状況が出来るようになっています。
特に、キーワードの存在によって生まれた「大喜利系」の流れがハイクに与えた影響は、非常に大きいと言えるでしょう。
また、Twitterなどでは始めようと思っても「何をしたらいいかわからない」などという状態に初心者さんはなりがちです。
それに比べれば、ハイクでは「キーワード」の存在によって、「眺める楽しさ」はすぐにわかるでしょうし、
「何について書くべきか」ということについてもキーワードが存在することによって指針が示されますから
「エントリをする楽しさ」もTwitterよりは体験し易くなっていると思います。
エントリできる内容が豊富
TwitterやWassrと比較して、ハイクが持っている大きな差別点がこれです。
Twitterでは短文テキストしかエントリできませんが、ハイクは違います。
65000字以内の改行を含めたテキストのほかに、「画像」「動画」「音声」をエントリに含めることができます。
テキストのみでのコミュニケーションではなく、様々なコンテンツでコミュニケーションをとる自由さがハイクにはあるのです。
たとえば、「h:keyword:お絵かきしりとり」や「h:keyword:空気を読むしりとり」等がその典型ですね。
お絵かきができる
ハイクには画像をフォトライフなどにアップロードして、エントリで引用するほかに、
用意されている専用のお絵かきツールで絵を描いてそのままエントリすることができます。
絵師さん方からすると高機能すぎず、気楽にお絵かきできるハイクのお絵かきツールが楽しいようですし、
そうして描いた絵に先述のようにスターが付くことが大きな魅力になるようです。
(ツール独特の描き味の魅力というものもあるようです)
もちろん、絵がさほど上手くない人でも、筆ペンで書道的なことをしてみたり(h:keyword:毛筆モード)、
h:keyword:オセロをしてみたり、h:keyword:直前の人が描いた絵に描き足していくキーワードで遊ぶこともできます。
こういったコミュニケーションも、Twitterなどにはないハイクの特徴、魅力と言えるでしょう。
Replyがあること
ハイクではWeb掲示板のように、相手のエントリに直接かつ直感的にリプライをすることができます。
たとえば、ちょっとした疑問をエントリしてみると、それに対する回答が返ってきたり、
ボケエントリに対してツッコミが返されることもあります。
はてブなどに比べれば、そういう言葉のやり取りが気軽にやり易いようになっていると思われます。
このReplyがあることで「h:keyword:教えてはてなハイク!」などというようなキーワードも有用になりますし、
なんどもリプライをやり取りしあうことで、討論めいたこともできるのです。
なぜスターが付き易いのか
現状から言えば「そういう風潮が出来上がっている」というのが大きな理由なのですが、
そういう風潮ができるに至った理由はいくつかあると考えられます。
1.エントリが短文である
基本的にハイクのエントリは短文ですから、さっと読むことができ、
内容が短いために、相当深読みしようとしなければ、それが面白かったかそうでないかを判断することが容易です。
つまり、そのエントリの評価を素早く行い易いのです。
2.AddStarボタンが押し易い
また、ハイクは短文なのでAddStarボタンが「すぐそこ」にあります(テキトーな表現だ)
つまり、読み終わったあとにすぐボタンをクリックできます。
はてなダイアリーなどで気合の入った長文などがあっても、一番下まで読み終わったあと、
一番上まで戻って「Add Star」を押すのは案外面倒くさいものです。
読み終わったらついそのまま「タブを閉じる」してしまったり「BackSpace」してしまったりしませんか?
3.評価の基準がわかり易い
ハイクでは先述のとおりキーワードの存在によって、「大喜利」のようなネタ合戦が行われ易くなっています。
そのため、実際サービス開始当初から今に至るまでそういうネタ合戦はハイクでの主な楽しみ方のひとつになっています。
そして、そういった「ネタ合戦」は「笑えたか否か」「上手いと思ったか否か」というように評価の基準が明確なのです。
評価の基準が明確であればこそ、スターを付けるか否かの判断もし易いというわけです。
今回の主旨とそこまで関係ない端書
今回はこんなところかな。
気が向いたら「ハイクの楽しみって何さ?」とか「ハイクにおけるコミュニティ考察」や「ハイクの抱える問題点」
などについても日を改めて書こうかと思いますが。
ちなみに、私は利用日数500日近くて古参とやらに分類されると思うし、
サブアカウント使って変な遊びしているし、ハイクへの総エントリ数は12000エントリを超えているし、
まぁまぁハイクにハマってると言えるユーザだと思います。20000エントリ超のD氏や某変熊氏には遠く及びませんけれど。
ところで、「そもそもハイクって何かわからない」という人は、素直にヘルプを読むか、
Topページ(Recent Entries)とか注目キーワードを眺めて見ればいいですよ。他にも「はてなハイクの楽しみ方ですとか。
習うより慣れよの心意気です。もしくは「ちょっと変わったWeb掲示板」という認識でもそこまで間違ってないです。
それでは気が向いたらまた。皆様に素敵なハイク生活が訪れますことをお祈りしています。